林くんの日記 ~あの頃の 僕に捧げる ムダ知識~

そこには元気に走り回る林くんの姿が!!

友人T君の結婚式にて

先日、高校・大学時代の友人のT君の結婚式に行ってきた。
友達の多いT君らしく、なかなか盛大な結婚式だった。
まぁ全体的にはベタな展開で失笑を誘うという彼の一番得意な流れで、とても素晴らしい結婚式だった。


一番印象的だったのは、式を締めくくる、T君のお父さんのスピーチだった。

「結婚式のスピーチの本をたくさん読んで、原稿をたくさん書いて、練習もしたけど、原稿を読むのはやめた。本にはスピーチで自分の感想を言ってはいけないって書いてたけど、こんなにたくさんの人が息子を見守ってくれていたと思うと胸がいっぱいになった。今まで苦労もあったけど、T君を育ててきて本当に良かった。」

お父さんのスピーチに心を打たれながら、その一方で僕は別のことを考えていた。



僕とT君は違う人間であるというのは、高校1年生に出会った瞬間からわかっていたことだけど、その考えがようやく僕の腹の底に落ちたのは、このT君の親父のスピーチの時かもしれない。


どんなに頑張っても、僕はT君のようには決してなれない。
僕は僕なりの人生を選ばなきゃいけない。
心の底から思った。



僕の今までの人生を振り返ると、本に書いてあることを取ってつけたような原稿どおりの生き方だったように思う。

いつも自分の居場所がないと感じていた。
自分の意志で自分の生き方を決めたことなんて一度もなかった。
人の目を気にしてばかりだった。誰も僕のことなんて見ていなかっただろうに。
T君のような人達を見ると、いつもうらやましかった。
なぜ僕はT君のようにはなれないのかといつも思っていた。


高校生の僕に言ってやりたい。
「諦めるということは決して悪いことじゃないよ。物事を「明らかに見る」ということやで。あと、株をやってみろ。面白いぞ。」

最近は、株をやってるせいか、自分にあったやり方で生きるということに対して、以前より恐怖を感じなくなったように思う。たぶん。


ともかく、掛け値なしに素晴らしい結婚式だった。高校時代の他の友人にたくさん会えたのもとても良い刺激だった。
その反動で、結婚式の翌日、自分の置かれた現実に対する絶望感が半端なかったけど。